髪の毛を食べることによる害って?どう克服すれば良い?

髪の毛を食べる…害も多いはず…!?

髪の毛を食べてしまう疾患をご存知ですか?

一見すると「そんな馬鹿な…」と、思ってしまう行為かもしれません。

しかし、実際に髪の毛を食べてしまう症状で悩んでいる方もいらっしゃいます。

自覚があり悩んでいる方もいれば、身近な人が食毛していて心配している方もいるでしょう。

髪の毛はタンパク質で構成されているとはいえ、食べて身体にいい影響があるとは考えられませんよね。

そこで今回は、髪の毛を食べる原因とは何なのか、身体への害や対策についてご紹介していきます。

髪の毛を食べる症状とは一体なに?

そもそも、髪の毛を食べてしまう症状とは一体どのようなものでしょうか。

抜けた髪が誤って口に入ってしまうことはあっても、自発的に食べるようなものではないですよね。

しかし、実際に髪の毛を食べてしまうことで悩んでいる人もいます。

僕は、気がつくと頭部から髪の毛を1〜2本を抜いて口にしてしまいます。 
それを何度も繰り返すので100本強は抜いています。 
目的は、抜く事ではなく、食べる事です。

出典 : yahoo!知恵袋

現在高校生です。 
食毛症と抜毛症かもしれません。 
イライラしたり気分が下がると髪の毛を抜いて、それを少しずつ食べるくせがあります。

出典 : yahoo!知恵袋

髪の毛を食べる症状は、食毛症(別名:ラプンツェル症候群)と呼ばれています。

食毛症を発症する人は、髪の毛を抜いてしまう抜毛症を併発していることが多いという特徴があります。

髪の毛を食べてしまうのはなぜ?

髪の毛を食べてしまう原因とは何なのでしょうか。

抜毛症や食毛症は、精神的に大きな負荷がかかと発症すると考えられています。

そのため、ストレス解消がうまくない子どもに多く発症しています。

もちろん、大人だからといって発症しないわけではありません。

では、具体的な原因について詳しくチェックしてみましょう。

ストレス

まず一番に考えられる要因が、ストレスです。

髪の毛を食べる食毛症に繋がる抜毛症は、10代前半の発症が多いとされています。

中学生は、部活での人間関係や受験などのストレスが溜まりやすい時期ですね。

髪の毛を抜く、食べる等の症状が子どもに多く出るのは、大人よりもストレスの解消が上手ではないことも1つの要因でしょう。

ストレスの原因や解消方法が分からず溜め込んでしまうと、気を紛らわせるために髪の毛を抜いていってしまうのです。

心の病気

ストレスを発散できず溜め込んでしまうと、心の病気になってしまうことがあります。

子どもはもちろん、大人であっても強いストレスは心身に悪影響ですよね。

心の病気といえばうつ病などが思い浮かびますが、実際髪の毛を食べる食毛症も心の病の一つであると考えられています。

心の病気は自分でも、周りからも気づかれにくいものです。

髪の毛を抜く、食べるという異変に気づいたら早めに対処すると良いでしょう。

髪の毛を食べることでの身体への害は?

では、髪の毛を食べると身体へどのような害があるのでしょうか。

食毛症の発症は、精神的な負担が大きく関係していることから、短期間で治るものではないことが分かります。

しかし、髪の毛を食べることを長期間続けていては、身体への害も心配されますよね。

すぐにやめられなくても、身体への害を理解しておくと「髪の毛を食べたら良くない」と再認識することができます。

まずは髪の毛を食べることによるリスクを確認しておきましょう。

腸閉塞につながる

髪の毛を多く食べ続けると、小腸や大腸が詰まる腸閉塞を発症します。

髪の毛は、タンパク質の一種であるケラチンで構成されています。

タンパク質と聞くと、消化されそうなイメージが浮かぶのではないでしょうか。

しかし、実は人間はケラチンを消化することができないのです。

1,2本誤って食べてしまった程度であれば、体外へそのまま排出されて済みます。

しかし、たくさん食べ続けていると排出が間に合わず、毛玉になり腸閉塞を発症する可能性があるのです。

髪に付着した雑菌が体内に入り込む

次に心配されるのが、雑菌が体内に入り込むことです。

頭皮にはたくさんの常在菌が存在し、毛穴付近にはニキビの元になるアクネ菌なども存在するのです。

いくら毎日髪を洗っていたとしても、髪の毛の表面にはたくさんの雑菌が付着しています。

また、髪表面に残っているトリートメントや整髪剤も身体にとって害となってしまいます。

清潔なものであるとは言えないので、口に含むことはやめたほうがいいでしょう。

胃腸炎になる

髪の毛を食べると、胃腸炎になるリスクも高まります。

胃腸炎は基本的に、微生物などによる感染で粘膜が炎症を起こすもの。

髪の毛に付着した雑菌が影響し、発症するリスクは十分にあるでしょう。

また、髪の毛という異物が侵入している為、腸内が荒れてしまうのです。

毛髪胃石症になる

毛髪胃石症とは、消化されない髪の毛が胃の中で食べ物などと結びつき大きな塊となったものです。

胃腸内に大きな塊ができるため、腹痛や吐き気などの身体の不調も生じます。

大きくなってしまった塊は、基本的に自然に排出されることはないとされます。

内視鏡や、酷い場合には開腹手術が必要になるケースもあります。

毛髪胃石症を発症すると、胃腸炎や腸閉塞などの病気が併発することも多いといいます。

異食が習慣化してしまう

髪の毛を食べる「異食」を続けていくと、髪以外のものを食べることが習慣化することがあります。

例えば、爪や皮膚といった身体の一部。

深刻化すると、石や土、布の繊維といったものまで口にしてしまいます。

異食の原因は、貧血や亜鉛欠乏など栄養不足が関係していることが考えられます。

そして何より、食毛と同じように精神的な負担がかかっているケースも多くあります。

髪の毛同様、本来口にするものではないものを食べるのは身体に害があるので注意しましょう。

髪の毛を食べる害は大きい!克服するには?

髪の毛を食べると、身体に大きな害があることが分かりましたね。

では、どのようにして髪の毛を食べてしまう行動を克服していけばよいのでしょうか。

精神的なことが関係しているとなると、対策も難しいように思えますよね。

しかし、何もしないで自然と回復していく症状でもありません。

食毛をやめるために、まず取り入れるべき克服方法を以下でご紹介します。

ストレスを取り除く

まずするべきことは、本人に強い負担をかけているストレスを取り除くことです。

学校での人間関係や受験勉強など、すぐにすべてを手放すことは難しいでしょう。

大切なのは一人で抱え込まず誰かに相談し、発散させることです。

「話す」という行為は、非常に有効なストレス解消方法の一つです。

家族でも誰でも、一番信頼できる、または一緒にいて楽な人に話を聞いてもらいましょう。

また、相談が難しい場合には、一度ストレスから逃げるというのも有効な手段の一つですよ。

精神科医や専門カウンセラーに相談する

ストレスの負担が強くなり、食毛などの症状が深刻な場合。

精神科医や専門カウンセラーへの相談を検討しましょう。

病状の診断や投薬治療を目的とするならば、精神科が合っているでしょう。

じっくり話を聞いてもらうカウンセリングを希望する場合は、専門カウンセラーの在籍するクリニックを選ぶと良いでしょう。

家族や友人に相談できない方も、専門カウンセラーに相談してみることをおすすめします。

手袋をする

セルフケアとして有効なのが、手袋をつけることです。

髪の毛を食べるためには、まず自分で髪の毛を抜いてしまう人が多くいます。

手袋をつけていれば、髪の毛を抜きにくくなるので食毛を防ぎやすくなるでしょう。

また、無意識に髪を抜いて食べてしまう人の場合は、手袋をつけると自分が髪を抜こうとしていることに気づけます。

特に、手持無沙汰な時、ボーっとしている時は無意識に抜いて食べることが増えやすいのです。

すぐに始められる対策方法なので、ぜひ試してみてくださいね。

まとめ

いかがでしたか?

髪の毛を食べることは、身体にとって害になることが分かりましたね。

やめたくてもやめられず、思い悩んでいる人も多いでしょう。

できれば一人で悩まず、まずは誰かに相談することから始めてみることをおすすめします。

心の負担が問題視されている現代では、専門カウンセラーが無料相談にのるホットラインなども多く開設されています。

身近な人に相談するのに抵抗がある人は、メンタルヘルスクリニックのHPなどもチェックしてみると良いでしょう。

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